リノベーション 修理 壊す・撤去 照明 計画

失敗しないDIYリノベーションで業者に任せるべき2カ所│セルフリノベーション.com

安く失敗しないために業者へ依頼

DIYによるセルフリノベーション、着々と進行しています。リノベーションを安く、失敗の無く、理想の家を作るためDIYはやはり有効な手段であると、素人ながら実際に作業をしながら痛感しています。

ただ、このリノベーションにも素人の限界というのが存在しています。好き勝手に理想を目指しているのに限界というのに遭遇するのです。そんなときにどうするのか?それはプロへ依頼します。

 

業者に任せるべき2カ所

①電気は業者

素人DIYの限界であり、素人には絶対にできないのが“電気系”です。コンセントや照明です。厳密に言うとできない作業ではなく、素人は“やってはいけない”のです。電気系の工事は資格が必要で、素人がやると法律的にアウトです。

火事による危険、保険の問題など、問題が起きた時には個人の問題では済まない圧倒的DIYリノベーションの壁です。

これは割り切って電器屋さんに依頼すべき作業です。

ちなみにそれでもDIYで電気工事をしようと、ヤフー知恵袋でコッソリ質問しちゃう輩がいますが、ナンセンスだしネットマナーとしてどうかと思うので止めましょう。だいたい怒られますしね(笑)

ということで今回は電気工事に関しては、問答無用で業者に依頼することにしました。

gyousha_1

gyousha_2

 

②防犯は業者

それともう一つ、素人にできないわけではないが“やらない方がよい”リノベーションが鍵・施錠。そう防犯面です。玄関やサッシの室外と室内を区切る建具です。玄関をリノベーションすると外観も一気に変わりますが、これをDIYで玄関を作ったりすると中々危険です。素人施工の玄関など簡単に突破されてしまうでしょう。DIYは自己責任であり、リノベーションに失敗しても言い訳する相手はいません。

gyousha_3

 

リフォーム業者は本当に高いのか?

結局は安くしたいからDIY

そもそもこのセルフリノベーションをしているのは、趣味がDYIであったり、絶対的に理想の家づくりに近づくからなど理由はありますが、結局のところ「業者に頼むより安いから」である。正確に言うならば、「業者に作業料を払うなら、DIYが好きだしリノベーション興味あるし嫌いな作業じゃないから自分でやろう」だ。

はたして本当に業者・プロにリフォーム・リノベーションを頼むと高いのか?素人だから相場すらわからない。

だが、理想の家を完成するためには、業者に依頼しなければ進めない現実があります。



安くするためにも相場を知ろう

リフォーム・リノベーションの相場を知ることはかなり重要。素人ではできない作業はもちろんのこと、DIYリノベーションで安く済ませようとしているのに、業者に頼んで安いのであれば、自分は本業で稼いだ方がいいし、家族サービスした方が超効率的だ。

さらに、素人ではできない工事を実際にプロに依頼する際に相場観は絶対に持っておかないとヤバイ。専門的な分野だけに言い値で依頼していたら、後で後悔することになる。自信をもって価格交渉に臨むべき。

 

見積もりはタダ

何はともあれ、まずは見積もりを取ることが重要。素人にはできない、業者に頼むしかない作業が実際にあるので、見積もりをとってみる。

ここで気を付けたいのが、いきなり知り合いに頼むパターンだ。個人の交友関係によるのだが、だいたい知り合いの知り合いレベルに電器屋さんやリフォーム業者さんは居る(笑)しかも聞くところによると、安くしてくれると・・・(笑)

 

知り合いの知り合いの業者さんに見積もりを依頼し、後に引けなくなるパターン。これが危険もちろん断ればイイのだけど、「紹介者のメンツ・・・ひいては自分の立場・・・」という見栄っ張りなのに妥協してハマるパターンだ。

業者に悪気あるわけでは勿論無く、知り合いの知り合いの業者に相場観の無い素人が最初から対等な立場で依頼できていないことが大問題。

 

なんでこんな事を言っているかというと、私自身がまさにそんな状況になっていたのだ。知り合いの知り合いに依頼したばかりに相場観もわからずに自分ひとりで勝手に選択肢を狭めていたのだ。そこでハッと気づき、複数の業者に見積もりを依頼した。

これで発覚したのだが、やはり最初に見積もりを依頼したところの価格がとんでもなく高かったのだ。どれくらい高いかというと・・・

4mm3×6ベニヤが1枚¥3,200!!!

しかも3行下の項目でしっかりと「工賃」も別で乗せられているではないか・・・。

 

久しぶりに見積もりを見返したがこの見積もり、すごい。

 

だがもっとスゴイのは、その当時はこれが高いのか安いのか私は分からなかった・・・。

 

もちろん最終的に一番ベストマッチな業者に依頼することができた。そしてDIYと組み合わせながら、適正な相場観を身に付けていくのだが思い返すだけで恐ろしい。

 

見積もりも正直なところ、なかなか体力を使う作業である。異なる業者にひたすら同じことを説明しなければならないのだ。依頼内容が少しでも違えば、見積もりの意味が無くなってしまうのは言うまでもない。

そこで画期的なことに業者へ淡々と同じ依頼内容を伝える方法がある。それはタダでできる一括見積である。わざわざ近場の業者に回って、説明する必要を無くすことができる。超効率的であり、絶対におすすめ。労力がかけず、しかも無料なのでプロ依頼の第一歩として、ここから踏み込むこと強くおすすめする。

具体的な話が進むと「現地調査」という話が出てくる。ここで絶対確認しておきたいのは、現地調査が無料かどうかということ。だいたい無料でやってくれると思うがしっかり確認しておこう。

どのタイミングで断りを入れても、一押し二押しくらいはあるけど他に有力な業者があればしっかりと断ろう。業者も可能性が無いところにあまり労力をかけたくはない。知り合いでもないので後腐れも無い。

さらに交渉が苦手とかまだそんな具体的なリノベーションプランが無いという人は資料集めから始めることをおすすめします。

実際に業者へ依頼してみた

業者に依頼した施工

そこで実際に私自身が業者に依頼したのが、

・電気、照明関連

・トイレ交換

・一部天井張り替え

・一部の壁紙貼り

以上を依頼しました。電気系、トイレ交換はさすがにDIYでは無理だとプロに依頼。天井張り替え、一部の壁紙貼りについても自分でできそうと思われるのですが、天井張り替えの難易度の高さは聞いていたのでプロに依頼。なにより良心的な価格だったのが決め手。時間とお金の問題で、ここはプロに依頼だと割り切った。

もちろん業者との打ち合わせで、「この部分はDIYでやる」「ココはお願いします」と入念に打ち合わせをし、辿り付いたのが、前述のプロ依頼箇所。打ち合わせの段階で「DIYがお好きなら、この箇所のココはご自分でもイケますよ」と提案もいただいたりもしました。本当に良い業者さんに出会えました、

事実、依頼した天井張り替え、壁紙貼りは一部であり、業者さんの施工経過を見ていましたのでアドバイスをもらいながら、残りの天井や壁紙はDIYでトライすることになりそうです。プロに依頼して価格以上の価値があったと言えます。



完成

今回業者さんに依頼して完成した部分を紹介していきたいと思います。仕上がりは問答無用の大満足です。施工前のまったく手をつけていない状態の頃の様子はコチラの記事です。〈はじめに│セルフリノベーション.com〉

 

コンセント・スイッチ

gyousha_8

gyousha_6

ここまで壁を撤去してからずっとむき出しの状態で放置されていましたので、コンセントボックスなどの設置、増設をお願いしました。アメリカっぽい上下にバチンバチンするタイプ。ちなみに国内メーカーでも取り扱いがあります。パナソニックだったかな?

 

照明

gyousha_4

元は照明全てが引掛けシーリングタイプだったのですが、全てダクトレールに変更しました。ちなみにダクトレール自体は自分で準備し、取り付けのみをお願いしました。

 

トイレ新調

gyousha_9

トイレも新調しました。相変わらずの汲み取り式ですが、ウォシュレット付きのウォシュレットにグレードアップ!

 

天井の張り替え

gyousha_5

天井の張り替え、プラスターボード壁紙仕上げです。こちらの天井照明もシーリングライトからレールに変更しています。

 

壁紙

gyousha_7

そして壁紙です。やはりきれいな仕上がりです。ここは元押入れだった場所。押入れリノベーションで難しい、“押入れだった感”を完全に消すことができた。絵でも飾りたいです。

 

まとめ

セルフリノベーションの中でも業者さんに頼むべき施工を無事終えました。DIYリノベーションでもトータルで安くするため、失敗しないためには業者さんに一部依頼することは重要です。

ちなみに最初の業者から比較すると価格は約40万は安くなっています。同じような境遇の方が必ずいると思います。とにかく多くの見積もりを取り、適正な相場感で素人にはできない施工を依頼しましょう。

DIYの技術的なアドバイスももらえるかもしれませんしね。DIYのメリット業者のメリットを最大限に活かし、理想の家をつくりましょう、

 

次の記事を読む>>>襖を壁紙でオシャレにDIYリノベーション①|セルフリノベーション.com

-リノベーション, 修理, , 壊す・撤去, 照明, 計画
-, , ,

© 2023 セルフリノベーション.com